【プラチナプリファード】Oliveと三井住友カードどっちにすべき?
プラチナプリファードはポイント特化型のクレジットカードです。
SBI証券でのクレカ積立では驚異の5%還元を誇り、人気が急上昇しています。
そんなプラチナプリファードには、「三井住友カード」と「Olive」の2種類あります。
- 「三井住友カード」と「Olive」ってどう違うの?
- プラチナプリファードにしたいけど、どっちを選べばいいの?
「三井住友カード」と「Olive」のプラチナプリファードには共通点が多いですが、違いもあります。
クレカの使い方によって、どっちを選んだ方がお得か変わるよ
年会費がかかるカードなので、どちらを選ぶかは慎重にするべきです。
我が家もどちらにすべきか悩みましたが、それぞれの特徴を比較して「三井住友カード プラチナプリファード」にすることに決めました。
「どっちにすべきか悩んでいる方」「これからプラチナプリファードを作ろうと思っている方」はぜひ参考にしてみてください。
結論
まずはどちらを選ぶべきかの結論です。
- 家族カードを作りたい人
- 三井住友銀行以外を引落し口座にしたい人
- iD決済でクレジット払いにしたい人
- 三井住友銀行の口座で給与を受け取っている人
- 初年度年会費無料でプラチナプリファードを試してみたい人
我が家は家族カードを作りたかったため、三井住友カードを選びました
プラチナプリファードの特徴
「三井住友カード」と「Olive」のプラチナプリファードに共通する特徴を紹介します。
- ポイント還元率が1%
- プリファードストア(特約店)で2~10%還元
- クレカ積立で5%還元
- 100万円利用ごとに10,000pt
- 各種サービスが充実
それぞれに簡単に説明していくよ
「三井住友カード」と「Olive」のプラチナプリファードの違いだけを知りたい場合は、以下のボタンでスキップしてください。
ポイント還元率が1%
プラチナプリファードの通常ポイント還元率は1%です。
公共料金や税金の支払いでも1%還元されます。
楽天カードは公共料金や税金の支払いでの還元率は0.2%だよ
プリファードストア(特約店)で2~10%還元
プラチナプリファード対象の特約店(プリファードストア)ではポイント還元率がアップし、2~10%のポイントがもらえます。
このプリファードストアには、普段よく使うお店も対象になっています。
- 宿泊予約サイト
- Expedia +9%
- Hotels.com +9%
- ふるさと納税サイト
- さとふる +4%
- ふるなび +4%
- 航空・高速道路・タクシー
- ANA +1%
- ETC +2%
- タクシーアプリ「GO」+4%
- ショッピング
- 阪急百貨店 +2%
- 阪神百貨店 +2%
- ライフスタイル・レジャー
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン+6%
- 蔦屋書店 +2%
- コンビニエンスストア
- セブンイレブン +6%
- ローソン +6%
- ミニストップ +6%
- カフェ
- ドトールコーヒー +6%
- スターバックス +1%
- ファーストフード
- すき家 +6%
- マクドナルド +6%
- モスバーガー +6%
- ファミリーレストラン
- サイゼリヤ +6%
- ココス +6%
- ガスト +6%
- ステーキガスト +6%
- バーミヤン +6%
- しゃぶ葉 +6%
- はま寿司 +6%
- かっぱ寿司 +6%
- ドラッグストア
- ココカラファイン +1%
- マツモトキヨシ +1%
- クスリのアオキ +1%
- スーパーマーケット
- オークワ +1%
- 平和堂 +1%
- ライフ +1%
これらはほんの一例です。
もっとたくさんあるので、公式サイトでご確認ください。
スーパーやドラッグストアはたくさんあるので、普段使っているお店があるかもしれません。
クレカ積立で5%還元
NISAなどで投資をするなら絶対に活用したほうがいいのが「クレカ積立」です。
プラチナプリファードではクレカ積立の還元率が5%です。
月5万円積立をした場合、年間60万円×5%=30,000ptもらえます。
投資をしながら3万円ももらえるなんて、お得すぎますね。
クレカ積立について詳しくは以下をご覧ください
100万円利用ごとに10,000pt
プラチナプリファードは100万円利用するごとに、翌年に10,000ptがもらえます。
最大400万円までで、もらえるポイントは最大40,000ptです。
100万円で10,000ptなので、実質還元率が+1%になります
各種サービスが充実
プラチナプリファードは、プラチナカードということもあり、各種サービスが充実しています。
- コンシェルジュサービス
- 国内空港ラウンジ
- 選べる無料保険
- お買い物安心保険
コンシェルジュサービス
Visaプラチナ・コンシェルジュ・センターを24時間365日利用することができます。
海外旅行中のケガや病気などの緊急事態時にサポートしてもらったりできます。
国内空港ラウンジ
国内主要空港、およびハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジを無料で利用できます。
選べる無料保険
7つのプランから保証を選択することができます。
- ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
- 弁護士安心プラン(弁護士保険)
- スマホ安心プラン(動産総合保険)
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険)
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
- 旅行安心プラン(海外・国内旅行傷害保険)
お買い物安心保険
プラチナプリファードで購入した商品が壊れたり、盗まれたりしたときに保険サービスを利用できます。
ここまで紹介したのは「三井住友カード」と「Olive」両方のプラチナプリファードに共通するメリットだよ
- ポイント還元率が1%
- プリファードストア(特約店)で2~10%還元
- クレカ積立で5%還元
- 100万円利用ごとに10,000pt
- 各種サービスが充実
三井住友カードとOliveの比較
続いて「三井住友カード」と「Olive」のプラチナプリファードの違いを紹介します。
三井住友カード | Olive | |
年会費 | 33,000円 (初年度からかかる) | 33,000円 (初年度無料) |
ポイント還元率 | 最大12% ※Olive併用で最大20% | 最大20% |
家族カード | 作れる | 作れない |
引落し口座 | 三井住友銀行以外も可 | 三井住友銀行のみ |
選べる特典 | なし | 2つ選択可 |
iD決済 | クレジット | デビット |
入会特典 | 最大73,100円相当 | 最大35,100円相当 |
年会費
- 三井住友カード:年会費33,000円
- Oliveフレキシブルペイ:年会費33,000円(初年度無料)
年会費はどちらも33,000円ですが、Oliveのプラチナプリファードは初年度年会費無料です。
プラチナプリファードを試しに使ってみたい人は、無料で試せるOliveがおすすめです
ただし三井住友カードには入会特典があり、条件を達成することで年会費以上のポイントがもらえます。
入会特典については後で説明するけど、トータルで考えると三井住友カードの方がお得になるよ
ポイント還元率
- 三井住友カード:最大12%(Olive併用で最大22%)
- Oliveフレキシブルペイ:最大22%
三井住友カードもOliveも、対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率がアップしますが、Oliveの方がもらえるポイントは多くなります。
Vポイントアッププログラムの+8%はOlive限定です
三井住友カード | Olive | |
通常ポイント | 1% | 1% |
対象コンビニ・飲食店で利用 | +6% | +6% |
家族登録 | 最大+5% | 最大+5% |
アプリログイン | – | +1% |
Olive選べる特典 | – | +1% |
SBI証券の利用 | – | 最大+2% |
住友生命の利用 | – | 最大+2% |
住宅ローン契約 | – | +1% |
SMBCモビットの利用 | – | 最大+1% |
外貨預金(2/29まで) | – | 最大+2% |
合計 | 最大12% | 最大22% |
Oliveは三井住友カードより10%も最大還元率が高いですが、実は三井住友カードでも同様の還元率が適用できる方法があります。
その方法とは、「三井住友カード」と「Olive」の併用です。
この方法は三井住友カードの公式サイトにも記載があります。
【Q】Oliveフレキシブルペイとその他対象カードを2枚持っている場合、Vポイントアッププログラム分のポイント還元率は、どちらのカードを使っても同じですか?
→はい、還元率は同じです。
※2枚の対象カードをお持ちの場合、同じSMBC IDに紐づく対象カードであれば、1枚のカードのVポイントアッププログラム条件達成状況が、もう1枚のカードにも適用されるため、同じ還元率となる。
三井住友カード よくあるご質問より抜粋
例として示されているのが以下の状況です。
- 「Olive」と「三井住友カード」両方を所有
- 「Olive」のポイントアップ条件で+5%達成
- 対象のコンビニ、飲食店でスマホのVisaタッチ決済(+6%)で支払い
この場合、Oliveで支払った場合でも、三井住友カードで支払った場合でも、還元率が12%(通常1%+11%)になります。
Oliveと三井住友カードを併用することで、三井住友カードも最大還元率になるよ!
Oliveの通常カードであれば年会費はかからないので、無料でポイント還元率を最大にすることができます。
家族カード
- 三井住友カード:家族カードを年会費無料で発行できる
- Oliveフレキシブルペイ:家族カードを発行できない
三井住友カードでは年会費無料で家族カードが発行できます。
しかし、Oliveは口座に紐づくため、家族カードが作れません。
家族カードを作ることで
- 家族カードで利用した金額も合算してポイントが貯まる
- 引落し口座を1つにまとめることができる
といったメリットがあります
家族カードを作りたい場合は、三井住友カードがおすすめです。
引落し口座
- 三井住友カード:三井住友銀行以外も可能
- Oliveフレキシブルペイ:三井住友銀行のみ
三井住友カードでは、三井住友銀行以外の口座も引落し口座に選ぶことができます。
Oliveでは三井住友銀行以外の口座を選択できませんので、三井住友銀行以外を選びたい場合は三井住友カード一択です。
選べる特典
- 三井住友カード:選べる特典なし
- Oliveフレキシブルペイ:選べる特典あり
こちらはOliveのみの特典です。
プラチナプリファードであれば、以下の4つの中から2つ選択できます。(ゴールド、通常は1つ)
- 給与、年金受取特典(200pt)
- 対象店舗での還元率アップ(+1%)
- 利用特典(100pt)
- コンビニATM手数料無料(1回)
おすすめは
- 給与、年金受取特典(200pt)
- 利用特典(100pt)
です。
毎月200pt+100ptもらえるので、年間で3,600ptもらえます。
ただし、コンビニなどの対象店舗で月10,000円以上使う場合は、「利用特典100pt」よりも「対象店舗での還元率アップ+1%」の方がお得になります。
iD決済
- 三井住友カード:クレジット払い
- Oliveフレキシブルペイ:デビット払い
スマホでiD決済をするときの支払い方法が「三井住友カード」と「Olive」で異なります。
iD決済でもクレジット払いをしたい場合は、三井住友カードがおすすめです。
入会特典
- 三井住友カード:最大73,100円
- Oliveフレキシブルペイ:最大35,100円
入会特典は三井住友カードの方が38,000円お得です。
Oliveは初年度年会費33,000円が無料なので、これを考慮しても三井住友カードの方が5,000円お得になります。
入会特典の比較
条件 | 三井住友カード | Olive |
①入会月の3か月後末までに40万円以上利用 | 40,000pt | ‐ |
②Oliveアカウントへの入金 | – | 1,000pt |
※③デビットモードで1,000円以上支払い | – | 1,000pt |
※④新規入会 | 1,000pt | 1,000pt |
※⑤入会月の2か月後末までの利用金額の10% | 最大17,000pt | 最大17,000pt |
⑥SBI証券口座開設&利用 | 最大15,100pt | 最大15,100pt |
合計 | 最大73,100pt | 最大35,100pt |
少しでもお得にしたい場合は、三井住友カードがおすすめです。
どっちを選べばいいか
三井住友カードとOliveのプラチナプリファードについて、改めて違いを一覧で示します。
三井住友カード | Olive | |
年会費 | 33,000円 (初年度からかかる) | 33,000円 (初年度無料) |
ポイント還元率 | 最大12% ※Olive併用で最大20% | 最大20% |
家族カード | 作れる | 作れない |
引落し口座 | 三井住友銀行以外も可 | 三井住友銀行のみ |
選べる特典 | なし | 2つ選択可 |
iD決済 | クレジット | デビット |
入会特典 | 最大73,100円相当 | 最大35,100円相当 |
トータルで見ると、三井住友カードの方がメリットが大きいのでおすすめです。
ただし、クレカの使い方によってどちらにすべきかは変わるので、自分にあった方を選びましょう。
三井住友カードがおすすめの人
- 家族カードを作りたい人
- 三井住友銀行以外を引落し口座にしたい人
- iD決済でクレジット払いにしたい人
- お得にカードを作りたい人
三井住友カードでは家族カードを無料で作ることができます。
家族カードを作りたい場合は、三井住友カード一択です。
我が家は家族カードを作りたかったので、三井住友カードにしました
また、三井住友銀行以外も引落し口座として選べたり、iD決済でクレジット払いにできたりと、使い勝手の面では「三井住友カード」の方が良いです。
入会特典も「三井住友カード」の方がお得です。
Oliveがおすすめの人
- 三井住友銀行をメインで使っている人
- 年会費無料でプラチナプリファードを試してみたい人
Oliveの選べる特典では、三井住友銀行で給与・年金を受け取っていれば毎月200ptもらうことができます。
利用特典の月100ptと合わせると、なにもしてなくても毎年3,600ptもらえるよ
入会特典では、三井住友カードの方が38,000円お得ですが、
- Oliveは初年度年会費33,000円が無料
- 選べる特典で3,600円もらえる
なので1,400円しか差がなくなります。
さらに選べる特典3,600円は毎年もらえるので、2年以上使えばOliveの方がお得になります
また、Oliveでは初年度年会費無料なので、プラチナプリファードを試してみたい人にはおすすめです。
作成はポイントサイト経由がおすすめ
クレカを作るときに、ひと手間かかっても良い場合は、ポイントサイト経由で作成するのがおすすめです。
プラチナプリファードの場合、ポイントサイト「モッピー」であれば3,000円程度のポイントがもらえます。
まとめ:それぞれの特徴を理解して、自分にあった方を選ぼう
プラチナプリファードの「三井住友カード」と「Olive」について、違いを比較しました。
両者の共通のメリットは以下の通りです。
- ポイント還元率が1%
- プリファードストア(特約店)で2~10%還元
- クレカ積立で5%還元
- 100万円利用ごとに10,000pt
- 各種サービスが充実
違っているのは以下の点です。
三井住友カード | Olive | |
年会費 | 33,000円 (初年度からかかる) | 33,000円 (初年度無料) |
ポイント還元率 | 最大12% ※Olive併用で最大20% | 最大20% |
家族カード | 作れる | 作れない |
引落し口座 | 三井住友銀行以外も可 | 三井住友銀行のみ |
選べる特典 | なし | 2つ選択可 |
iD決済 | クレジット | デビット |
入会特典 | 最大73,100円相当 | 最大35,100円相当 |
「三井住友カード」の方がメリットが多く、使い勝手が良いため、基本的には三井住友カードの方がおすすめです。
ただし、使い方によってはOliveの方がお得になるため、自分に合った方を選びましょう。
- 家族カードを作りたい人
- 三井住友銀行以外を引落し口座にしたい人
- iD決済でクレジット払いにしたい人
- お得にカードを作りたい人
- 三井住友銀行をメインで使っている人
- 年会費無料でプラチナプリファードを試してみたい人
プラチナプリファードを作成する際には、モッピーを経由すると3,000円程度のポイントがもらえるのでお得になります。
プラチナプリファードはお得なカードですが、年会費がかかるため、それぞれの特徴を理解した上で自分にあった方を選んでみてください!