ふるさと納税のやり方って?初心者向けに徹底解説
- ふるさと納税ってそもそもどんな制度なの?
- ふるさと納税をしてみたいけど、具体的にどうしたらいいの?
このように悩んでいる方のために、ふるさと納税についてわかりやすく解説していきます。
お金を増やして自由な暮らしを目指すなら絶対に利用すべき国の制度だよ
- ふるさと納税の仕組みとメリット
- ふるさと納税のやり方
- 実質自己負担無料にする方法
- おすすめ返礼品
まだふるさと納税をやっていない方は、ぜひこの記事を参考に始めてみてください!
ふるさと納税は自己負担2,000円で返礼品がもらえます。
しかし、賢くふるさと納税すれば自己負担は無料(むしろプラス)になります。
賢くふるさと納税する方法についても解説していくね!
そもそも、ふるさと納税ってなに?
ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附を行った場合に、寄附額から2000円を差し引いた額が、所得税と住民税から控除される制度です。
また、寄付した自治体からはお礼として返礼品が届きます。
どれくらいの人が利用してる?
ふるさと納税の利用者は年々増えてきています。
総務省の調査によると2023年(令和5年)のふるさと納税利用者は891万人でした。
ほんとにお得な制度だから、利用者がどんどん増えてる!
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税で好きな自治体に寄付をすると、寄付金額が住民税と所得税から控除されます。
寄付した金額分、税金が安くなるよ
控除されるのは、寄付金額から2,000円を差し引いた分です。
例えば10万円寄付をした場合、9万8,000円が控除されます。
メリット
ふるさと納税には以下のようなメリットがあります。
- 返礼品がもらえる
- 税金が控除される
返礼品がもらえる
ふるさと納税で寄付をすると、寄付した自治体から返礼品がもらえます。
返礼品は、寄付額の3割以内に相当する品物がもらえます。
税金が控除される
ふるさと納税で寄付した金額のうち、2,000円を超える分に対して所得税と住民税が控除されます。
例えば10万円ふるさと納税をした場合、9万8,000円が所得税と住民税から控除されます。
つまり、ふるさと納税をすると
- 寄付額の3割の返礼品がもらえ
- 寄付額から2,000円差し引いた分が税金から控除
されるよ
どれくらい寄付できるの?
ふるさと納税での寄付に上限はありませんが、控除される金額には上限があります。
控除額の上限は、家族構成や年収などによって変わります。
楽天ふるさと納税などの「ふるさと納税サイト」で簡単にシミュレーションできるので、まずは試してみましょう。
年収、家族構成、扶養家族を入力するだけで、上限額の目安が簡単にでてくるよ
以下は楽天ふるさと納税の例です。
実質自己負担無料になる方法
ふるさと納税をすると税金が控除されるため、自己負担2,000円で様々な返礼品がもらえます。
それだけでも十分お得なのですが「ふるさと納税サイト」を活用することで、自己負担2,000円を実質無料にすることができます。
ふるさと納税サイトを使ってふるさと納税すると、寄付額に応じてポイントがもらえます。
もらえるポイント数や、ポイントの種類はサイトごとに異なるよ
ふるさと納税サイトはたくさんありますが、おすすめは楽天ふるさと納税です。
- ふるさと納税の寄付でも楽天ポイントが貯まる
- 「5と0のつく日」や「楽天お買い物マラソン」でもらえる楽天ポイントがアップする
楽天ユーザーであれば、楽天ふるさと納税一択です。
お買い物マラソン期間中の「5と0のつく日」にするのが1番おすすめです!
お買い物マラソンでは、利用したショップ数によってポイント倍率が増えていきます。
ふるさと納税の寄付1件も、1ショップとしてカウントされます。
ふるさと納税を5件すればポイント5倍!
どのくらいポイントがもらえる?
5自治体に各10,000円(合計50,000円)のふるさと納税した場合
お買い物マラソン中の「5と0のつく日」だと
- 5と0のつく日・・・4倍
- お買い物マラソン・・・5倍
となり、9倍のポイント還元(9%)になるため、4,500ptもらえます。
自己負担は2,000円で、4,500pt(4500円相当)がもらえることになるので、実質2,500円プラスになります。
また、もっとお得にするためにポイントサイトを活用する方法もあります。
ポイントサイトとは、ネットでショッピングをする際などに利用することでさらにポイントがもらえるサイトです。
1番人気のポイントサイト「モッピー」では、楽天でのお買い物でポイントが1%もらえます。
無料で利用できるから、余裕がある人はやってみてね!
ふるさと納税の始め方
ふるさと納税のことがわかったら、さっそくやってみよう!
- どの「ふるさと納税サイト」を使うか決める
- 寄付の上限額を確認する
- 好きな返礼品を選ぶ
- 寄付をする
- 返礼品や寄付金受領証明書を受け取る
- 控除の申請をする
【STEP1】どの「ふるさと納税サイト」を使うか決める
まずはどのサイトでするか決めましょう。
ふるさと納税サイトってたくさんあって、意外とここで迷っちゃう
おすすめは楽天ポイントがもらえる楽天ふるさと納税です。
お買い物マラソン期間中の「5と0のつく日」にふるさと納税すると、楽天ポイントが大量にもらえます
ポイントサイトのモッピーを経由することで、さらにもらえるポイントが増えるので、余裕がある人は利用しましょう。
【STEP2】寄付の上限額を確認する
ふるさと納税をするサイトが決まったら、次は寄付額の上限を確認しましょう。
上限額はふるさと納税サイトで簡単に確認できます。
- 年収
- 家族構成
- 扶養家族の有無
を入力すれば寄付上限額の目安がわかるよ!
【STEP3】好きな返礼品を選ぶ
ではいよいよ返礼品を選びましょう!
ここがふるさと納税の1番楽しいところ!
STEP2で確認した寄付上限額以内に収まるように、返礼品を選びます。
詳しくは後ほど説明しますが、控除の申請が簡単にできるワンストップ特例制度を使う場合、寄付できる自治体は5自治体までです。
確定申告をする場合は、自治体数に上限はありません。
おすすめの返礼品についても後ほど紹介するよ!
【STEP4】寄付をする
返礼品を選んだら、寄付をしましょう。
寄付をするといっても、普通に商品を購入するのと同じです。
返礼品を購入すれば、寄付完了だよ
楽天ふるさと納税をする前に、モッピーを経由するともらえるポイントが増えるので、余裕のある人はモッピー経由がおすすめです。
モッピー経由で楽天ふるさと納税をすると、2000円以上のポイントがもらえることもあるから、実質自己負担なし(むしろプラス)でふるさと納税ができるよ!
【STEP5】返礼品や寄付金受領証明書を受け取る
寄付をすると、返礼品が届きます。
まとめて寄付して、冷凍の返礼品をたくさん選んだ場合、冷凍庫の空きに注意が必要です!
去年は冷凍庫がパンパンになって、大変だったよ(*_*;
また、寄附金受領証明書も届きます。
確定申告をする際には必要になるので、大切に保管しておきましょう。
【STEP6】控除の申請をする
最後に税金控除のための手続きを行います。
申請方法は2つあります。
- ワンストップ特例制度
- 確定申告
それぞれ以下の人が対象だよ
- ふるさと納税で寄付をする自治体が5つ以下
- 他に確定申告をする必要がない
- ふるさと納税で寄付をする自治体が6つ以上
- 他に確定申告をする必要がある
ワンストップ特例制度
寄付する自治体が5つ以下で、ほかに確定申告をする必要がない人は、ワンストップ特例制度が簡単なので便利です。
ワンストップ特例制度での手続きの手順は以下の通りです。
- ワンストップ特例申請書に必要事項を記入する
- 申請書を寄付した自治体へ郵送する(翌年1月10日までに必着)
ワンストップ特例申請書は、寄付する際に希望すれば、自治体から送ってもらえます。
また、最近はWebで申請が可能な自治体も増えています。
Webなら郵送の手間もなく、とっても簡単に手続きが完了できます。
確定申告をしない人は、ワンストップ特例制度がおすすめです。
寄付する自治体の数には注意しましょう。
確定申告
確定申告はどなたでも可能です。
6つ以上の自治体に寄付した人や、住宅ローンなどで確定申告をする必要がある人は、確定申告で申請する必要があります。
確定申告をするときには自治体から送られてくる「寄附金受領証明書」が必要だよ
注意点
ふるさと納税をする際の注意点について説明します。
- 現金が戻ってくるわけではない
- 控除の上限額を超えると自己負担になる
- 確定申告が必要な場合がある
現金が戻ってくるわけではない
ふるさと納税は、寄付金額から2,000円を差し引いた額が、税金から控除されます。
納める税金が減るだけで、現金が戻ってくるわけではありません。
また、住民税が控除されるのは翌年分です。
だからお金に余裕がないときに、無理にふるさと納税するのはよくないよ
資金に余裕がない場合、まずは貯金から始めましょう。
控除の上限額を超えると自己負担になる
税金の控除額には上限があり、年収や家族構成により異なります。
上限額を超えた分は、税金は控除されず自己負担での寄付になります。
確定申告が必要な場合がある
ふるさと納税による税金控除の手続きは、ワンストップ特例制度を使うと簡単に行えます。
ただし、ワンストップ特例制度を使えず、確定申告が必要な場合もあります。
- 6自治体以上にふるさと納税する場合
- 確定申告する場合
- 期限(翌年1月10日)までにワンストップ特例申請をしなかった場合
これらの人は、税金控除のために確定申告をする必要があります。
私も去年は医療費控除で確定申告をしたから、ふるさと納税も確定申告したよ!
おすすめ返礼品
ここまでふるさと納税について解説してきましたが、
どの返礼品にすればいいかわからない・・・
という人のために、おすすめの返礼品を紹介します。
毎年ふるさと納税をしてるわたしが、おすすめの返礼品について紹介するね!
ふるさと納税では、ついつい普段は買わない贅沢品を選んでしまいがちです。
ランキング上位にも、「ほたて」や「かに」や「牛肉」が多いよね。
わたしもよく選んでたよ
こういったものを選ぶのもいいのですが、お金を増やすためには良い選択とは言えません。
賢くふるさと納税を活用するなら、普段使いする日用品がおすすめです。
- 洗剤
- 米
- トイレットペーパー、ティッシュ
- 普段使いできる肉
- ハンバーグ
洗剤
特におすすめが、洗濯用洗剤のスーパーナノックス。
ふるさと納税の洗剤系は、大量に届くから狭い我が家では保管場所に困ってました・・・
でもスーパーナノックスであれば、コンパクトなので保管場所が少なくてすみます。
もう洗濯用洗剤を買うことはなくなったよ
3セットと1セットがあるので、保管場所に応じてどちらかを選んでください。
米
普段使いに欠かせないものといえば「お米」です。
ふるさと納税の定番ともいえますが、お米はかなりおすすめです。
その地域の特産品というだけあり、お米もおいしいです。
2人だと大量に届いても食べきれないから、去年まではちょっと割高だけど、毎月5Kgずつ届くものを選んでたよ
今年は玄米も選ぼうと思ってます。
トイレットペーパー、ティッシュ
こちらも日用品の代表格。
絶対に必要なものなので、ふるさと納税で入手がおすすめです。
けっこう場所をとるから、保管場所があるときだけにしてね
普段使いできる肉
ついついふるさと納税では良い牛肉とかを選んでしまいがちですが、普段使いできるお肉の方が重宝します。
我が家もこれまで毎年牛肉を選んで、すき焼きをしてたんだけど、今年は鶏肉にしようと思ってるよ
お肉を選ぶ際の注意点としては「トレーに入っているものを選ばないこと」です。
トレーだとどうしてもかさばるので、冷凍庫を圧迫してしまいます。
トレーではなく袋で梱包されているものが個人的にはおすすめです
ハンバーグ
こちらは超人気の返礼品、飯塚市のハンバーグです。
このハンバーグのいいところは
- 袋で個別包装されており、冷凍庫を圧迫しない
- 湯煎で簡単に調理できる
- めっちゃおいしい
毎年もらってるよ~
まとめ:ふるさと納税を活用して節税しよう!
ふるさと納税について、仕組みややり方を解説しました。
ふるさと納税をすると、寄付した金額から2,000円を差し引いた額が、税金から控除されます。
税金の控除って言われるとなんだか難しい気がしちゃうけど、やってみると意外と簡単だよ
ふるさと納税は
- 税金を納める代わりに寄付をして
- 寄付したお礼に返礼品がもらえる
という、みんなが嬉しい仕組みです。
簡単にできる節税なので、まだの人はぜひ試してみてください!
もしわからないことがあったら、コメントするかインスタのDM送ってね!