【固定費カット入門】月1万円浮かせて”今”も”未来”も諦めない方法

- 給料は少ないわけじゃないのに、なぜか毎月カツカツ…
- 今しかできない旅行やファッションも楽しみたいけど、貯金できない不安もある

そんな風に悩んでいませんか?
節約って『我慢ばかり』『好きなことを諦めること』と思いがちですよね。
でも実は、毎日の楽しみやおしゃれな暮らしを犠牲にしなくても、毎月1万円くらいサクッと浮かせることが可能なんです!
この記事では、ちょっとの工夫で固定費を見直して、自由に使えるお金を増やす方法をお伝えします。
今の暮らしを我慢しないまま、未来への安心も手に入れちゃいましょう!

なぜ “固定費” から手を付けるべき?
ひと言でいうと「ラクして大きく効く」から。
ここを整えれば、旅行や洋服を我慢するより早く・確実にお金が貯まります。

一度の手続きで “自動的” に節約が続く
スマホプランを見直す、保険を解約する…
固定費の削減は最初の手続きを済ませれば終わり。
いったん切り替えれば、来月も再来月も何もしなくても差額が浮き続けます。
「今月いくら節約できたかな?」と頭を悩ませる必要がないので、めんどくさがりの人でも挫折しにくいのが最大のメリットです

インパクトが大きい
食費や日用品などの変動費は、我慢して節約しても月数百円程度しか変わらないこともありますよね。
でも固定費ならひとつ見直すだけで月3,000~5,000円の削減が普通に起こります。
たとえば…
項目 | 見直し前 | 見直し後 | 月間差額 |
スマホ | 7,200円 | 2,970円 | 4,230円 |
サブスク | 2,460円 | 980円 | 1,480円 |
生命保険 | 7,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
光熱費 | 12,000円 | 11,000円 | 1,000円 |
合計 | 28,660円 | 17,950円 | 10,710円 |
こんなふうに月1万円以上下がるケースも。
大きな固定費ほど効果がダイレクトに家計に響きます!

ターゲットを絞りやすい
固定費は毎月同じ額で引き落とされるため、通帳やクレカ明細を見るだけでどこに、いくら払っているかが一目瞭然。
ターゲットを決めやすく、行動に移しやすいのが特徴です。
逆に変動費はレシートを全部集めても「どこを削るべき?」と迷いがち。
まず固定費をバッサリ減らして家計をスリム化しておくと、その後の変動費管理もグッとラクになります。
30分で終わる固定費カット3ステップ
「固定費の見直しって時間がかかりそう…」と身構えがちですが、実は 30分あればOK。
下の3ステップを順番にやるだけで、来月から“自動でお金が残る仕組み”が完成します。
STEP1 把握(約10分)
- 銀行アプリやクレカアプリを開く
- 毎月同じ金額で引き落とされている項目を見つける
- 金額の大小より「固定で引き落とし」かどうかに注目。
- スクショに蛍光ペン風アプリで色を付けてもOK♪

家計簿アプリを使っているなら、そっちを使ってもOK!

STEP2 比較・切替(約15分)
なにに切り替えていいか、わからない…💦

そんなときは以下を参考にしてみてください!

項目 | 内容 |
スマホ | 格安プランに切り替える |
動画サブスク | 使ってないサブスクはやめる |
生命保険 | 過剰な医療保険、がん保険を見直す |
光熱費 | 電気・ガスセットプランに切り替える |
コスメ等の定期便 | ストックを確認して頻度を減らす |
STEP3 自動化(約5分)
来月から自動でお金が残る!
翌月、チェックした固定費が下がっていることを確認するだけ。
たった30分で、節約効果がずっと続きます!

今すぐ見直したい4大固定費
ここからは、最初に見直すべき固定費について解説します。
まだ見直したことがないものがあれば、見直すのがおすすめです!
1. 通信費(スマホ/ネット)

「データは月30GBくらいで十分」という人は、プランを変更するだけで月4,000円以上ダウンが狙えます。
大手キャリアの格安プランでもかなり安くなります!

わたしはauからpovoに変更して数年経ちますが、使っていて不便に感じたことは一度もありません。
2. サブスク
使ってないのに「とりあえず継続」はもったいない…!

- まずは1ジャンルに絞って見直す
- 動画系ならAmazonプライム、Netflixなど
- 1ヶ月使ってないものは見直し対象
- 迷ったら一度解約→また使いたくなったら即再開できる
Amazon定期お得便など、定期的に届くものも要注意です。
安いのでついつい定期購入してしまいがちですが、気づけばストックだらけになってることも…
購入間隔の見直しだけでも、節約になります!
3. 保険
「もし病気になったら…💦」と心配になると、つい手厚い民間保険に入りがち。
でも――
- 日本は“国民皆保険”。会社員でもフリーランスでも全員加入済みです。
- 高額療養費制度のおかげで、たとえば入院しても自己負担は月9万円前後が上限(年収600万円の場合)。
- 民間保険より、公的保障の方が手厚いケースも実は多い。
もったいないパターン、してませんか?
- 公的医療保険をよく知らず、似た保障をダブルで支払っている
- “貯蓄型”という言葉にひかれ、利回り1%未満の保険商品を長期契約
- 為替リスクが大きい外貨建て保険を「高金利だからおトク」と勘違いしている
正解は「掛け捨て+自分で運用」

- 掛け捨て医療保険で本当に必要な分だけカバー
- 浮いた保険料を自分でつみたて投資へ回す(新NISA・インデックスファンドなど)
こうすると、
- 月々の支払は最小限
- 万一の保障も確保
- 将来資産は「自分で増やす」選択肢が広がる
4. 光熱費(電気+ガス)
電気とガスを同じ会社にまとめると、セット割で月200〜1,000円ほど下がることも。


生活スタイルによって削減金額は変わります。
エネチェンジというサイトで、無料で簡単に比較することができるので、まずは試してみるのがおすすめです。
4大固定費を見直すと
- 通信費 ▲4,000円
- サブスク ▲1,000円
- 保険 ▲4,000円
- 光熱費 ▲1,000円
合計:月▲10,000円
→年間120,000円のゆとりができます!
浮いたお金のベストな使い道
毎月カットできたお金の使い道は、2つに絞ると有効活用できます。
1.未来をつくる:新NISAつみたて
投資って難しそう…

そう思いがちですが、選ぶ商品さえ間違えなければ「ゆるく、ほったからしでOK」なんです。
eMAXIS Slim 全世界株(通称オルカン)
- 月3,000円でも 20年で約120万円(年5%想定)
- ほったからしでOK。運用報告はアプリで簡単に確認
“貯金だと増えない”モヤモヤを、ゆるく解消してくれる心強い味方です。

2.“今”を楽しむ:ごほうび積立
- インテリア貯金
- 月5,000円だと年間60,000円
- 憧れのソファや照明を買う!
- 体験&推し活
- 週末カフェ巡りや旅行に使って今を楽しむ!
使い方のコツ
- 未来(投資)はまずは月3,000円からでも始めてみるのがおすすめ
- 残りは今を楽しむために使う
浮いたお金は「育てる(未来)🌱」と「ときめく(今)💖」の2本柱に振り分けるだけで、毎月がちょっと楽しく、未来はグッと安心。

まとめ
今日からできる3ステップおさらい
- 固定費を全部あぶり出す(10分)
- 通帳&クレカ明細で「毎月同じ額」をチェック
- おトクなプランに切り替える(15分)
- 通信・サブスク・保険・光熱費の4大固定費を見直し
- 家計簿アプリで自動化(5分)
- 来月からは放置で OK! 浮いたお金が勝手に残る
合計たった30分で 月10,000円 → 年12万円 のゆとりが生まれます。
浮いたお金は2本柱でフル活用
- 未来をつくる:新NISA(オルカン)に月3,000円
- 今を楽しむ:インテリア&体験に月7,000円
これだけで
- 20年後に資産120万円
- 1年後には北欧ソファ+カフェ巡りの思い出たっぷり
“今”のワクワクと“未来”の安心、どちらも手に入ります。
固定費カットは「カフェをガマンする節約」と違い、一度やればずーっと効果が続く “ほったらかし資産”。
今夜30分だけ自分の家計と向き合って、明日のあなたへ“ちょっと早めのご褒美”を届けてあげてくださいね。


