オルカンとは?新NISAでおすすめの全世界株ファンドについて解説
2024年から新NISAが始まり、投資ブームが来ています。
なかでも特に人気なのが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。
通称「オルカン」です
このブログでも1番おすすめしているファンドです。
この記事では、そのオルカンについて特徴と中身を詳しく解説していきます。
資産運用の中心になってくるものだから、しっかり中身を理解しておこう!
オルカンの中身を知って、しっかり長期投資できるようになりましょう!
結論
オルカンの特徴は以下の通りです。
- 超優良な指数(MSCI ACWI)に連動する
- 直近47年のリターンは年率8.1%
- 手数料が安い
超優良な指数に連動する
オルカンは「インデックスファンド」です。
投資信託には「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の2種類があります。
アクティブファンドは指数を上回ることを目指すため、一見こちらの方が良いように見えます。
でも実際は90%のアクティブファンドがインデックスファンドに勝つことができません。
その理由は以下です。
- プロでも株価の予想は難しい
- アクティブファンドは手数料が高い
そのためインデックスファンドを選ぶのがおすすめです。
MSCI ACWIに連動
オルカンが連動する指標は「MSCI ACWI」です。
- MSCI:モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社
- ACWI:オール・カントリー・ワールド・インデックス
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社が公表している「MSCI指数」は非常に有名で、多くの機関投資家や投資信託のベンチマークとして採用されています。
そのMSCIが作った指標の一つがACWIです。
- 先進国23か国と、新興国24か国の計47か国で構成
- 投資銘柄数は2,800以上
- 世界の株式の時価総額の約85%をカバー
※2023年12月時点
オルカンの中身
MSCI ACWIに連動するオルカンですが、その中身について見ていきます。
まず組入上位10か国は以下のようになっています。
一番多いのはダントツでアメリカで、62.7%もあります。
日本は2位だよ~
続いて組入上位10銘柄は以下の通りです。
- アップル
- マイクロソフト
- エヌビディア
- アマゾン
- アルファベット(Google)
- メタ(Facebook)
- アルファベット(Google)
- テスラ
- ブロードコム
- イーライリリー
世界的に有名な超優良企業で上位10銘柄は占められています。
この投資比率は企業の業績によって自動で調整されます。
ほったらかしで、最適な状態の分散投資ができます
直近47年のリターンは年率8.1%
オルカンが連動するACWIは、高リターンを継続しています。
- 直近10年のリターン:年率8.5%
- 1987年以来のリターン:年率8.1%
もちろん投資に絶対はないため、将来もこれだけの利益を出す保証はありませんが、10年以上保有すればかなりの確率でプラスになる見込みがあります。
しかしそのオルカンでも、短期間で見ると株価は下がることもあります。
日々の株価に一喜一憂することなく、長期間持ち続けることが重要です。
過去のデータから大幅に変わらなければ、10~15年投資を続けると、年利5~8%くらいで運用できるんじゃないかな
手数料が安い
オルカンは連動する指数が優秀なだけでなく、手数料も非常に安いです。
手数料は投資の利益に直結するので、超重要です。
手数料については以下の記事で解説しています
SBI証券の2024年1月の投資信託人気ランキングの中でも、オルカンの手数料が1番低いです。
順位 | ファンド名 | 手数料 |
1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 0.05775% |
2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% |
3位 | SBI・V・S&P500 | 0.0938% |
4位 | SBI 日本株4.3ブル | 0.968% |
5位 | iFreeNEXT FANG+インデックス | 0.7755% |
6位 | 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 1.65% |
7位 | ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | 0.2035% |
これらの人気の投資信託の中で、オルカンの手数料がダントツで低くなっています。
連動する指数が優秀で、手数料も安い!だから人気なんだよ
しかも、オルカンの「eMAXIS Slimシリーズ」は、業界最低水準の運用コストを目指し続けることを宣言しています。
実際に、手数料の安い別ファンドが現れた場合には、それに対抗するために手数料を引き下げてきたという実績もあります。
まとめ:オルカンは超優秀だから人気
オルカンの中身について解説しました。
- 超優良な指数(MSCI ACWI)に連動する
- 直近47年のリターンは年率8.1%
- 手数料が安い
オルカンはMSCI ACWIに連動し、世界の株式市場の約85%に分散投資できることになります。
- 先進国23か国と、新興国24か国の計47か国で構成
- 投資銘柄数は2,800以上
- 世界の株式の時価総額の約85%をカバー
※2023年12月時点
中身はアメリカが約6割を占めており、上位10銘柄は世界を代表する超優良企業ばかりです。
安心して投資できるファンドだよ
リターンも高く10~15年以上投資すれば、平均して年率5~8%の利益が見込めます。
- 直近10年のリターン:年率8.5%
- 1987年以来のリターン:年率8.1%
さらに、手数料も安く、文句のつけどころがありません。
優秀な指数に連動し、手数料が安いのがオルカンです!
新NISAで購入するには間違いなく1番おすすめのファンドです。
オルカンの中身を知った上で、投資を続けてみてください!
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